幼稚園の先生になるには

若者

特例で保育士との併有も可

幼稚園教諭になるには国家資格である教員免許が必要であり、修士・学士・短期大学士・専門士のいずれかの学位が必要です。幼稚園教諭養成課程のある大学・大学院・短大・専門学校のいずれかを卒業すれば、免許は自動的に取得できます。ただ、これ以外のルートでも幼稚園教諭になる方法はあります。その方法は、すでに保育士の資格を持っている場合に適用されます。保育士資格を持つ者が幼稚園教諭になる方法は、2つあります。1つは、保育士として3年以上の実務経験を経た後に教員資格認定試験を受験し、これに合格することです。そしてもう1つは、3年以上かつ4,320時間以上の実務経験を持つ者が、大学で指定された8科目の単位を履修することです。このうち後者については、2020年3月までの特例措置となっています。現在、国は保育園と幼稚園が一体化した総合的な児童保育・教育施設である認定こども園の普及を促進しています。そのため、保育士と幼稚園教諭の両方の資格を保有している人の数を増やすことを目指しているのです。では、幼稚園教諭資格の取得を目指す保育士は、その8科目のために苦労して4年制大学を受験する必要があるかというと、必ずしもそうではありません。また、通信制の学校を利用すれば、その8科目だけを受講し、単位を取得することが可能です。また、学校によっては科目履修生と選科履修生という学生区分を設けているところがあります。これは自分の学びたい科目だけを選んで、半年または1年間学生として在籍し、単位取得を目指せるというものです。入学試験を受ける必要がないところもあり、学費も割安なところが多いでしょう。幼稚園教諭を目指すなら、そういった免許取得の特例措置に対応した授業を受けるようにするといいです。